2023.1.9 「トラブル続き」
2023年の始まりはトラブル続きでした。
何年経っても父のことが理解できません。理解したいとも思っていません。
だけど少し落ち着くと、同情のような気持ちが湧いてくるのは何故なのでしょうか。
最近、父と祖母の関係についても考えることが多くなりました。
私を育ててくれたことに対して、祖父母には勿論感謝をしています。けれど恨んだこともあります。
「どうしてこんな状況なのにあの父親を何とかしてくれないの?」という風に。
父がどれだけ金を失おうとも、祖父母は怒りながらもその金を立て替えて補ってあげていました。「だから終わらないんじゃないか!」と私はずっと思っていました。
祖父母の考えは、誰か他の人に迷惑をかけるなら…外でトラブルを起こすくらいなら…他にどうしようもない…といったところだったのだと思います。
私も今大人になって、じゃあどうするのが正解かと言われたら答えられません。
父のことで、特に祖母と揉めることは昔から度々ありました。祖母にとっては、どれだけ問題を起こしてもかわいい息子なのでしょう。私の目からは甘やかしているように見えていました。
「私よりアイツ(父親)が大事なんだ!」「どうしてアイツ(父親)を見捨ててしまわないんだ!」などとそういう風に考えることもありました。
祖母は「あなた(私)のためなのに!」と言っていました。外でトラブル起こすと私にも被害を及ぼすからということです。
けれど、毎日怒鳴り声が止まないこの家庭内の状況自体がそもそも全員にとってストレスでしか無かったですね。
解決できないなら誰かに助けを求めてほしいと子どもながらに思っていました。
毎年この時期に親戚が集うときも、何のトラブルも無いような顔をして宴会しているのもウンザリでした。
例えば、障害を持っている子どもを持つ高齢の親は自分が死んだ後のことをどう準備するのでしょうか。
最近まで祖母は父の精神科の薬を代わりに受け取りに行っていました。(本人は何十年も通院拒否)
叔母や私、私の旦那の運転で。
一度あなたも医者と話をしてほしいと言われ、祖母と二人で話をしたこともあります。医者には勿論本人を通院させてほしいと強く言われました。家族とだけ面談してもハッキリ現状が分からないでしょうし、当然と思いました。
祖母は今後代わりに私に薬を取りに行かせようと思っていたのだと思いますが、私はそれを断りました。
冷たいでしょうか。祖母に代わって父の面倒を見るつもりは一切ないのです。
その後、何十年ぶりに本人に薬を取りに行かせたようです。祖母がついていくと言いましたが本人は断ったそうです。余計なことを言うからということだと思います。
どんな話になったのか、薬は変わったのか、詳しいことは聞いていません。
いろんな事にしっかりと向き合うべきと思いつつも、関わるだけ疲弊してしてまうので私も逃げてしまっているのかもしれません。
彼(父)の理解者は、正直なところいません。
孤独な人だと思います。
だけど人の気持ちを逆撫でするような発言をしたり、自分勝手な言動ばかりなので、それも当然と思います。
今後、祖母が亡くなった後のことを思って最近は悩んでいます。
毒親とは?
毒親(どくおや)
毒になる親の略で、毒と比喩されるような悪影響を子供に及ぼす親、子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念である。(Wikipedia)
⑴過干渉・過保護・支配
子どもの交友関係や行動を逐一把握しようとする。
世話を焼きすぎて、子どもの自立を阻む。
子どもの気持ちや考えを尊重せず、自分の思い通りにコントロールしようとする。
⑵無視・無関心・放置
子どもに関心を持たない。子どもより自分やパートナー等を優先する。虐待を傍観する。
⑶虐待
心理的虐待・身体的虐待・性的虐待・ネグレクト(育児放棄)・経済的虐待などがある。
⑷発達障害・精神疾患
桃の葉の父も、所謂”毒親”です。
生い立ちの記事にも書いた通り父は精神疾患を患っていて、祖父母から聞いた話では若い頃(私が生まれる前)に”統合失調症”を発症し、幻覚を見るようになり、当時は閉鎖病棟に入院までしていたらしいのです。
現在は、投薬でその症状は治まっているようですが、何十年も通院しておらず(薬だけ飲み続けている)まともな診断や治療もしていないので現在の正確な病状は分かりません。
また、父の場合は発達障害も併せ持っているのではないかと私は考えています。
ASD(自閉スペクトラム)の特徴にいくつか当てはまる節があるからです。
↓
・他人への共感能力が低い
・想像力に欠ける
・強いこだわりがある
(同じ手順にこだわる・同じ衣類にこだわる)
・突然の予定変更が苦手
いずれにしても改めて医療機関を受診すべきだと思いますが、私は父ともう何十年もまともに会話をしたことがありません。そもそも真剣な会話ができる相手と思っていません。
10代のころから嫌悪感が強く、父を憎んで生きてきました。
このブログは、その経験を振り返ったり今も縛られ続けている私の心を整理したりという使い方をしたいと思っています。